2013年9月20日金曜日

■朝鮮人の強制連行めぐり「ピースおおさか」が“虚偽”展示 写真4枚を撤去

 


■朝鮮人の強制連行めぐり「ピースおおさか」が“虚偽”展示 写真4枚を撤去



朝鮮半島で建設中だった「水豊ダム」の工事現場で撮影されていたことが判明した ピースおおさかの「昭和14年以降の強制連行と強制労働」展示写真(大阪府提供) 



戦争と平和の調査研究と展示を目的に、大阪府と大阪市が出資して設立した 財団法人「大阪国際平和センター」(ピースおおさか)=大阪市中央区=は28日、 日中戦争をテーマに、朝鮮人労働者の強制連行などについて展示された 「朝鮮コーナー」の写真4枚すべてが、解説文の内容と異なっていたとして撤去した。 



朝鮮半島で撮影された写真を、日本での強制労働の様子と紹介したものや、 日中戦争時の写真としていたものが、大正時代の撮影だったことが判明するなどしたという。 いずれも、平成3年の開館当初から展示されていた。 



ピースおおさかによると、橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」所属の府議から、 今年9月に間違いではないかと指摘され、調査していた。 



問題が発覚した写真4枚は、日中戦争をテーマにした展示室Bの「朝鮮コーナー」に展示され、 朝鮮人の強制連行と強制労働の解説文と並べて使われていた。 



解説文は、強制連行について 「昭和14年以降、労働力不足を補うため、朝鮮人を強制的に日本に連行して労働に従事させた。 

形式的に募集、官斡旋などと称されていたが実質的には全て強制だった」 などと記述。 



そのうえで、「ダム建設現場のトロッコ押し」と紹介されていた写真は、 出典元の新聞社が発行した出版物を調べた結果、 日本国内の写真ではなく朝鮮半島で建設された「水豊ダム」の工事現場で撮影されたもので、 強制連行と無関係だと判明した。 



また「虐待された土木労働者」と題した写真は、 同じ写真が、大正15年9月9日付の新聞に掲載されていたことが分かった。 「鉄道工事場での朝鮮人虐殺」としていた写真2枚も、 

同じ写真が掲載された新聞社の出版物から、昭和7年に起きていたことが確認できた。 いずれも昭和14年以前の写真で、解説文との整合性がとれないと判断した。 




ピースおおさかの開館以来の見学者は今年9月末までに計約166万人。 近年の来館者の6~7割は、小中学生や高校生で、主に課外学習に利用されている。 



より子供が理解しやすい内容に、展示を変更することを検討しており、 25年4月のリニューアルオープンを目指している。 



一方で、展示が自虐史観に基づく内容になっていると批判の声が出ており、 維新の府議らが今年8月と9月に、施設を視察。 

橋下知事は「議会での議論を通じ府民の意思を反映すべきだ」と指摘していた。 



ピースおおさかの倉田清館長は 「展示を企画した担当者はすでに他界しており、 どういう経緯でこれらの写真を使ったのかは、今となっては分からない。 

20年間も不適切な展示を続けたことをおわびしたい」 と話している。 



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