2013年10月25日金曜日

150万人が留学したまま帰国せず なぜ帰ってこないのか=中国 天国から地獄へ帰りたくない=留学生

  中国メディア・新華網は24日、史上空前の留学ブームのなかで、留学生の半数以上が中国に帰ってこない状況を紹介し、その原因を分析する記事を掲載した。
  記事は、2012年末までの留学による累計出国者数が264万人に達した一方で、留学から帰国した人数は109万人にとどまり、150万人を超える「留学赤字」現象が生じたと紹介。また、年々留学者数が増加する中で、年間の「留学赤字」が7万人近くにまで上ったとした。
  また、近年では帰国する留学生が年々増加傾向にあるものの、その多くは非エリート人材であり、エリート人材が留学先にとどまる傾向は基本的に変わっていないとする分析を紹介した。
  そのうえで、持続的な「留学赤字」が人材の流失をもたらし、中国の高度経済成長にも影響を与え、イノベーション不足も招いたとする専門家の分析を紹介。また、この状況を脱却するために中国政府が近年、帰国学生向けの創業パーク建設や、外国からの専門家招へいといった策を講じたことを伝えた。
  その一方で、政府による人材流出防止策は金銭や家屋を与えるという「モノ」による食い止めにウエイトが置かれており、創業の環境や研究体制といった部分でも策を練る必要があるとする専門家の分析を併せて紹介した。(編集担当:今関忠馬)

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